一般撮影検査
X線撮影とは・・・
X線検査の一般撮影(レントゲン撮影)とは、X線の透過性を利用して体の内部構造により現弱されて出てくる差を、フィルム上に黒化の差(コントラスト)としてとらえ、像として観察する検査です。
X線透過性の大小は、一般的に原子番号、密度、厚さが大きいほど透過性が悪くなります。X線は電磁波の一種で光の波長より短く目に見えませんが、特殊なことに物質を透過する能力を持っています。X線が透過してきたものを「黒」、透過しないところを「白」で表現したものがX線(レントゲン)写真です。
1895年、ドイツの物理学者であるヴィルヘルム・コンラート・レントゲンが初めて発見したところから、X線は「レントゲン」と呼ばれ、X線を使った写真は「レントゲン写真」と呼ばれるようになりました。
| 放射線と放射能の違いとは? |
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| 放射線 | 「波長が短い電磁波」及び「高速で動く粒子」のことを、 放射線という。 |
|---|---|
| 放射能 | 放射線を放出する能力のことを放射能という。 また、放射能を持った物質のことを放射性物質という。 |
放射線被曝について
X線は、患者様の性別、年齢、体格、撮影する部位、角度等によって線量・線質を電圧、電流、時間、距離で決定します。
X線はご承知のとおり、微量ではありますが、人体にとって有害なものです。そのことでよく、放射線による被曝を気にされる方がみられますが、医療で扱う特に、一般撮影でのX線の量というものは極々微量であり、人体に何らかの影響を与えうるものではありません。それよりも、一般撮影写真による画像情報を得ることの方が重要であると、考えていただければよろしいかと思います。それに、放射線被曝を最小限に抑える努力をしておりますので、安心して検査をお受け下さい。
私たち放射線技師もより良い画像を提供する努力をしていますが、患者様のご理解とご協力が必要です。脱衣や着替え、撮影体位、呼吸の停止などのご協力をお願いすることがありますが、その際はよろしくお願い致します。
また、妊娠中の方、もしくはその可能性のある方は、撮影の前に医師もしくは、担当の技師に一言お知らせ下さい。
一般撮影装置とは・・・
簡便かつ迅速に画像情報が提供できるので、最初の診断に用いられる、最も使用頻度の高い装置で、俗に言う「レントゲン」を撮る装置です。
皆さんにもよく知られている胸部や腹部、全身の骨のほか、金属物やガラス片などの異物が軟部組織に入ってしまった時の診断などにも用いられます。

ポータブル撮影装置とは・・・
移動式もX線撮影装置です。X線写真のみ撮影することができますが、移動式なので、X線の出力条件に限界があるため画質の低下は免れません。しかし、病棟の患者様で当室まで移動できないリスクの高い方や、救急車で運ばれ動けないような重篤な患者様にとっては、画質の低下よりも優先すべき検査です。
また、手術時にも用いられることがあります。

ただし、きちんとした撮影室で撮影するわけではありませんので、被曝の恐れがありますが、大部屋のベッドの上で撮影する際は、周囲のおよそ2メートルの距離をおけば問題ないと実証されていますので、無理にお部屋から出ていただくことはありませんが、お見舞いに来られている方には、退室をお願いすることもございますので、その際はご了承下さい。

